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障害年金を受けながら働ける??支援員がわかりやすく解説!
「障害年金をもらっているけど、少しずつ働いてみたい」
「働いたら年金が止まるのでは?」
そんな不安の声を、支援の現場でもよく耳にします。
結論からお伝えすると――
障害年金を受けながら働くことはできます。
ただし、いくつかの注意点を知っておくことが大切です。
今回は、障がい福祉サービスの支援員の立場から「安心して働くために知っておきたいこと」をやさしくお伝えします。

障害年金とは、病気やけが、または障害によって働くことが難しい方が、安定した生活を送るために受けられる公的な年金制度です。
種類は大きく分けて次の2つです。
・障害基礎年金(国民年金):主に自営業や学生の方が対象
・障害厚生年金(厚生年金):会社員や公務員だった方が対象
支給額や条件は「障害の等級(1〜3級)」によって決まります。
つまり、年金は「働ける、働けない」だけでなく、生活や就労にどのくらい支援が必要かをもとに判断されているんです。

はい、できます。
「働いている=年金が止まる」という誤解を持たれている方も多いのですが、実際は働き方によって判断されることが多いです。
たとえば、
・週に数日、短時間で働いている
・支援員や職場の配慮を受けながら就労している
・就労継続支援などの福祉サービスを利用している
このような場合、就労していても障害年金の支給対象になることがほとんどです。
ただし、長時間フルタイムで働けるようになった場合などは、更新時に等級の見直しが行われることもあります。
① 収入よりも「働き方」が大切
年金の支給は「収入額」だけでは判断されません。
働く時間、職場での支援、体調の波など、どのような働き方をしているかが大きなポイントになります。
💬 たとえば「支援を受けながら働いている」「体調にあわせて短時間勤務している」といった場合は、年金の支給が継続されるケースが多いです。
② 年金更新(再認定)のタイミングに注意
障害年金には「更新(再認定)」の時期があります。
1〜5年に一度、医師の診断書や生活状況を提出する必要があります。
この際に「働いている状況」も確認されるため、就労を始めたら必ず報告しておくことが大切です。
黙っているとトラブルになることもありますので、事前に支援員や年金事務所へ相談しておきましょう。
③ 無理のない働き方を選ぶ
「働きたい」という気持ちはとても大切です。
でも、体調や生活リズムに合わせて少しずつ慣らしていくことが、長く続けるコツです。
まずは、
就労継続支援B型事業所で軽作業をしてみる
就労移行支援事業所で就職に向けた訓練を受けてみる
といった方法もおすすめです。
支援員が一緒に「どんな働き方が合っているか」を考えながら、無理なくサポートします。
もし「働きたいけど不安がある」ときは、ひとりで悩まず相談してください。
次のような場所で話を聞いてもらえます。
・就労移行支援事業所・就労継続支援B型事業所
・ハローワーク(障害者職業相談窓口)
・年金事務所
・お住まいの地域の相談支援センター
💬 支援員からのひとこと:
「働く=年金がなくなる」と考えるよりも、
「働く力を少しずつ伸ばしていく」ことを意識してみましょう。
小さな一歩でも、それが大きな自信につながります。

障害年金を受けながら働くことは、十分に可能です。
大切なのは、自分のペースで無理なく続けること。
体調や生活リズムに合わせながら、支援を受けつつ働くことで、
「働く喜び」と「安心できる生活」を両立することができます。
もし、「自分も少しずつ働いてみたい」と感じたら、
ぜひ一度、見学や相談にお越しください。
あなたに合った働き方を、一緒に考えていきましょう。

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