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自己理解を深める第一歩①

自己理解を深める第一歩~自分の性格を知ることの大切さ~

自分の性格や特性を理解し向き合うことは、日常生活や仕事をスムーズに進めるうえで、誰にとっても大切なことです。精神障がいや発達障がいのある方にとっても、生活の中で自己理解が役立つ場面が多くあります。この記事では、自己理解の重要性と自分の性格を理解するための方法についてご紹介します。

そもそも自己理解とは?

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自己理解とは、読んで字のごとく「自分を理解する」ことです。自分のことなので理解できている!と思われる方も多いと思いますが、いざ他者に言葉で説明できるかといわれたら、難しいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

自己理解は、自分の性格や行動パターン、思考の傾向、感情の動き、得意なことや苦手なことなど、自分の特性を客観的に把握することを指します。自己理解を深めることで、日常生活や仕事において、自分に合った行動や判断をしやすくなり、他者とのコミュニケーションもうまくいきやすくなります。

自己理解の重要性

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自己理解を深めることで、自分の強みや弱みを把握することができ、無理をせずに自分に合った行動が取れるようになります。

 

これは、職場や社会の中でスムーズに適応するために非常に重要です。

 

例えば、会議の場で意見を述べる際に強い不安を感じる人が、自分の不安の原因を「他人の視線が怖い」と理解していれば、先に上司や同僚に「大人数の場で発言するのが苦手なので、最低限の人数での打ち合わせをお願いしたい」と事前に相談することができます。

 

このように、自分の性格傾向やストレスの感じやすいポイントをあらかじめ理解しておけば、トラブルが起きる前に周囲に配慮を求めたり、対策を講じたりすることが可能になります。

 

一方で、自分の特性や性格を十分に把握していないと、自分にとって負担の大きい仕事を引き受けてしまい、疲れが溜まったり、業務のパフォーマンスが低下してしまったりする可能性があります。その結果、「仕事が向いていなかった」「自分にはできない」という理由で、休職や退職に繋がることも少なくありません。

 

また、周囲に自分の状態をうまく伝えられないため、誤解を招いたり、結果として人間関係が悪化してしまったりすることも考えられます。それを防ぐためにも、まずは自己理解を深めていくことが大切なのです。

自分の性格を理解する方法

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自分の性格を多面的にみていくことで、自己理解を深めることができます。以下の3つの方法を試してみましょう。

 

1.性格診断ツールを活用する

ネット上で手軽に受けられる性格診断テストなどのツールを活用してみましょう。自分の性格の傾向や、強み弱みを客観的に知ることができます。これは自己理解を始める良いきっかけになります。

 

2.自分の過去の行動を振り返る

これまでの人間関係や仕事の場面での行動を振り返り、どのように感じ、どう行動したかを考えてみましょう。特にストレスを感じた時の対応や、人との接し方に注目すると、自分の性格の傾向が見えてきます。ノートに書き出してみると、考えが整理されて可視化しやすくなります。

 

3.周囲の人に意見を聞いてみる

信頼できる家族や友人、同僚などに、自分の特性や傾向について聞いてみるのも自己理解を深める一つの方法です。自己理解は一人で黙々とするものというイメージがあるかもしれませんが、他者の視点から見た自分の特徴を知ることで、新たな気づきや学びを得られることもあります。

 

もし「自分の特性や性格を理解するのが難しい」「まずは何からはじめていいかわからない」と悩んでいる方は、マイ・スタイルにご相談ください。

 

マイ・スタイルの就労支援サービスでは、自己理解をはじめとするさまざまなカリキュラムを準備しています。見学やご相談も可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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