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就労において大事なこと~コミュニケーション~
「コミュニケーションが苦手でも就労ってできるの?」
コミュニケーションが苦手で「自分は本当に就労できるのか?」「就労できたとしても職場でやっていけるのか?」と不安を抱いている方もいらっしゃるでしょう。
コミュニケーションが苦手でも、就労支援を受け、適切な訓練と実践を重ねることで、克服していくことができます。
その第一歩として、まずは職場でのコミュニケーションにおいて大切な5つのポイントを知ることから始めてみましょう。
就労支援をする中で「コミュニケーションが苦手」「対人関係がうまくいかず仕事が長続きしない」といった悩みをよく聞きます。
今回は、仕事をするうえで周囲と円滑なコミュニケーションをするために大切な5つのポイントをご紹介します。
挨拶はコミュニケーションの基本です。社内外問わず、仕事で関わる人とのコミュニケーションは挨拶から始まります。
特に、相手がこちらに気づいていない時など、話しかけることをためらってしまうことがあるでしょう。
しかし、初めに元気に明るい挨拶ができれば、相手に好印象を与え、その後のコミュニケーションのハードルも低くなります。
上司や先輩、取引先やお客様への敬語はもちろんですが、言葉の使い方だけでなく、イントネーションや口調も重要なポイントです。
焦っていたり、他のことを考えていたりすると、それが言葉遣いに現れてしまうことがあります。ゆっくりと丁寧な口調で相手に伝えることで、相手も耳を傾けてくれるはずです。
仕事に限ったことではありませんが「ありがとうございます」と「申し訳ございません」をしっかりと伝えることがコミュニケーションの基本です。
感謝の気持ちや謝罪の言葉を素直に伝えることは、信頼関係を高めることに繋がります。
会社に入社したばかりとなると、わからないことや疑問点が多くあるでしょう。
質問することは、仕事のミスや誤解を防ぐために必要不可欠です。たとえメモを取っていたとしても、一回聞いただけですべてを理解することは誰にとっても難しいことです。
わからないことがあれば、できるだけその場で質問するようにしましょう。
後から質問をする場合には、相手に対して「質問があるのですが、お時間をいただいてもよろしいでしょうか?」とクッション言葉を挟むことで、より円滑なコミュニケーションをとることができます。
仕事は一人で行うものではなく、ほとんどの場合、社内や社内外の関係者とコミュニケーションを取りながら行います。
組織の一員として円滑なコミュニケーションをするためには、報告・連絡・相談(ホウレンソウ)が大切です。
たとえば、仕事をする中で「ミスをしてしまったかもしれない」「会社に遅刻してしまいそう」「取引先から連絡がなく、どうすればいいのかわからない」などということが起こるかもしれません。
そんな時に、最もやってはいけないことが「放置すること」です。
イレギュラーなことが起こったり、ミスをしてしまったり、予定とは異なる状況になったりしたときでも、状況を整理して相手にわかりやすく伝えることが大切です。
報連相(ホウレンソウ)をすることで、トラブルを未然に防ぎ、問題を早期解決できるでしょう。
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