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大人の発達障がい①

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           大人の発達障害の種類を知ってセルフチェックをしてみませんか?

大人の発達障がいとは

発達障がいは、自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如・多動性(ADHD)、学習障害(LD)、発達性協調運動障害(DCD)という4つの種類があります。

小さい頃は特に問題なく過ごしてきた何か違和感のようなものを感じていたが目立った問題はなく過ごしてきたが、大人になり社会の中で色々な人と関わることで、実は大人の発達障がいだったと気づく方が増えています。

そして、大人の発達障がいは自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如・多動性(ADHD)のいずれか2種類に当てはまるケースが大半です。

ADHD(注意欠如・多動症)

成人の3〜4%が当てはまるとされるのがADHDです。

感情が不安定になりやすい、過度にしゃべる、不用意な発言をするという特徴があります。

また、子どもの時は目的のない動きが多くみられることもあります。

大人になると目に見える多動症状はおさまりますが、手足などが目的なく動くことはあります。

ASD(自閉スペクトラム症)

ASDは、強いこだわりを持つ、対人関係が困難という特徴があります。

ASDには、自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群などが含まれていて、子どもの頃から症状があっても、成人してから受診し診断がつくケースもあります。

知的能力が平均より高い場合もありますが、「適当に」や「良い感じに」といった幅のある表現を理解するのが苦手という傾向があります。

大人の発達障がいセルフチェックシート

ADHDとASD、2つの発達障がいについてのセルフチェックシートです。

困ったり悩んだりしたら、使ってみてください。

なお、診断の確定は医師が行うため、自己判断を過信せず不安な点があれば専門医に相談するようにしましょう。

ADHDのセルフチェック

  1. 1.計画性を必要とする作業をする前に、作業を順序立てるのが困難である
  2. 2.約束していることやしなければならないことをよく忘れてしまう
  3. 3.時間がかかる課題について考える、とりかかるのを遅らせてしまいがちである
  4. 4.長時間座っているのが困難で、手足をもぞもぞ動かすことがよくある
  5. 5.詰めが甘くて物事をあと一歩のところで失敗することがよくある

6.何かにとりつかれたように活動することがある

当てはまることが多い、または過去6ヶ月で誰かから同じような指摘を受けたことがある人は、ADHDの傾向があるかもしれません。

ASDのセルフチェック

  1. 1.他の人と話している時に、第三者の感情や気持ちを理解するのが困難である
  2. 2.洋服のタグやラベルなどが肌に触れるのが非常に不快と感じる
  3. 3. 集団で同じことをしたり、一緒に活動するのが難しい
  4. 4. 複数人で話すなど社交的な場面でどう振る舞えば良いか分からない時がある
  5. 5.一人になって自分の感覚を落ち着ける必要を感じる時がある
  6. 6.電車の通過音や掃除機の音、人の大声などは耳をふさがないと不快でいられない
  7. 7.人と話す時、自分が「話す番」か「聞く番」か分からない時がある
  8. 8.全体像よりも細部に注目する

当てはまることが多い場合は、ASDの傾向があるかもしれません。

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